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歯科医師を目指した理由④~大学院編~

医者と歯医者がコラボした診療をしたい!そんな思いで、岡山大学の予防歯科学講座に所属します。
ここでの4年間は本当に内容の濃い、充実した生活でした✍
私が行った研究のテーマは、
・歯周病治療は糖尿病を本当に改善させるのか?
・がん治療の副作用である口内炎を悪化させるのは、どんな因子?
・食道がん手術後の口腔のケアは合併症のリスクを下げるのか?
・歯垢の染め出し液の開発
でした。ほとんどのテーマが医師の先生方とのコラボレーションで行われました。
また、大学病院では、医科歯科連携として「頭頸部がん(舌癌やのどの癌)の連携医療チーム」の口腔のケア斑として働いていました💉
この医療チームは様々な専門が集まった素晴らしいチームで、患者様のことを考えた手厚い医療が受けれる素晴らしいチームでした。
研究でも、医療でも医師と連携を組んで、多くの仕事ができ、充実した院生生活を送れました!

臨床では、アルバイト先で今の僕の歯科治療の礎を叩き込んで頂いたお師匠と呼べる人に出会いました!
この方が、第3の出会いです!
お師匠はやさしく、とても厳しい先生でした💦
歯科治療の基本的な手技だけでなく、何が患者様のためになるのか?そのためにどのような努力が必要か?など本当に多くのことを教わりました。

院生時代、もう一人恩師の先生がいらっしゃいます!その方が、第4の出会いでした。
その方は、薬理学の教授で、私の担当していた患者様でした!診療だけでなく、教授室に遊びに行っては楽しく話をし、可愛がっていただきました。
教授は常々
「論文を読んで勉強し、科学的根拠をもった診療を患者様に提供するのが、大学院生として勉強したものの務めだ!」
「これからは、未病を扱う時代だ!予防歯科を勉強しなさい!」
「水野君は、大学に残る人間だ!病院の中で医療連携を頑張ってほしい(これは本当にうれしいお言葉でした!)」
とおっしゃっていました。予防歯科学講座でもっと勉強しなければ・・・。私が大学生の時に抱いていた「②論文が読めるようになりたい」というのは間違っていなかった!
それからというのは、論文を読み漁り、論文を書き発表し、臨床を勉強する✍
激動の4年間、卒業時には大学院生全体の中で上位の成績を収めるまで成長できました!
自信と腕を磨いて卒業後は、地元に帰りたい!という思いで、愛知県の歯科医院で就職します!
最後に、開業に至った経緯をお話ししたいと思います!次回に続く。
岡山大学 歯学部